『ボビー』
“ボビー”ことロバート・F・ケネディのことはほとんど知らないし、当時のアメリカに予備知識もない。
観るのどうしようかなぁと思ったのですが。
なかなかどうして、よかったです。
面白かった。
やるじゃん、エミリオ・エステヴェス。
作中、ロバート・F・ケネディ本人(というかその役)は、実際のニュース映像以外、登場しません。
それでも、アメリカ人ならロバート・F・ケネディを感じるでしょう。
でも予備知識のない私は、強烈なカリスマを意識するだけ。
制作者の意図とは違うかもしれませんが、顔が浮かばないからプロパガンダを感じることもない。
そして、顔が浮かばないといいつつも、あの時、歓喜とともにボビーの名を呼んだ支持者たちが、彼が語る新しい“アメリカ”に何を望んだか、その死とともに何を失ったか、おぼろげながら感じることができました。
とあるカリスマに個々の人生を投影し、彼を見上げるその向こうに輝く未来を見た、見ようとした人々。
そして、それが絶頂であっけなくうち砕かれる瞬間。
群像劇として、とても面白かったです。
BOBBY
2006/アメリカ/ムービーアイ/エミリオ・エステヴェス監督/2h00/TOHOシネマズ
「07劇場鑑賞作品」カテゴリの記事
- 『スマイル 聖夜の奇跡』(2007.12.24)
- 『007/カジノ・ロワイヤル』(2007.01.04)
- 『犬神家の一族』(2007.01.05)
- 『リトル・ミス・サンシャイン』(2007.01.14)
- 『ダーウィンの悪夢』(2007.01.17)
「映画」カテゴリの記事
- 『いけちゃんとぼく』(2009.06.28)
- 『ハゲタカ』(2009.06.12)
- 『スタートレック』(2009.06.04)
- 『消されたヘッドライン』(2009.06.01)
- 『重力ピエロ』(2009.05.31)


Comments